ハンドメイドを学ぶのにキットは最適!

ハンドメイドキットで制作したティッシュボックス 作品制作日記
ハンドメイドキットで制作したティッシュボックス

今回の記事のはじめに

こんにちは。三姉妹工房+1 FUMIです。
最近ハンドメイドの新技術を学ぶ目的で数多くのハンドメイドキットに挑戦しています。
今回はそのハンドメイドキットについてのお話になります。

今回ご紹介するハンドメイドキットは FELISSIMO さんが提供するFELISSIMO Couturierシリーズの商品を私が購入して制作したものとなります。
ハンドメイドキットの著作権はFELISSIMOの各キット制作者様にあり、詳しい制作技法などは購入者が知れるものとなりますのでこの記事では明記いたしません。
製品名(キット名)はご紹介しますが購入リンクなどは記載しませんので、もし同じキットに取り組みたいなどの希望がある方はFELISSIMO様の公式オンラインショップにて製品名などを検索していただけるようお願いいたします。

なお、私自身は一購入者に過ぎず、キット制作者様の意図でこの記事を書いているのではありませんので、この記事をキット制作者様には一切関係がないことをお伝えしておきます。

ハンドメイド技術を学ぶときに大切なことは実際に挑戦すること!

この三姉妹工房+1のホームページや私のSNS発信を見てくださっている方はご存知かと思いますが、私は技法やジャンルにこだわるのではなく、興味関心がある技術は際限なく取り入れて自分の作品に活かしたいという考えから、幅人いジャンル・技術の作品を作っています。

ハンドメイド作品を作ってみたい・・・と考えた時に多くの人は
「自分にできるだろうか」
という迷いを感じるのではないかと思います

特に初めて挑戦することであればなおさらのことです。
ただ、そこで
「その技術が身につくかどうか」
というのは誰にもわからないことですし、残念ながらどうしても自分の手がおいつかずうまくこなせないということはあると思います。

ただ、それは挑戦してみて初めてわかることなのです。
どんなに沢山の本を集めて技術の知識を身に着けても、自分の手がそのとおりに動いてくれるかどうかはやってみないとわかりません。
知識を身に着けること以上に私は
「実際に挑戦して手を動かすこと」
がなにより大切だと思いますし、一番楽しい学び方だと思うのです。

実際に手を動かせば、その技術の楽しいところも難しいところもよくわかります。
幸いなことに、最近ハンドメイドのキットは本当に幅広いジャンルで作ってくださっている制作者の方がいらっしゃいるので、何かにチャレンジしたいと思って真剣に探すと幅広いジャンルのキットをみつけることができます。

そのような思いから、私は初めてのジャンルの作品作りに挑戦するときはまず「ハンドメイドキット」を試すことが多いです。
この記事を読んで、もしなにかハンドメイドに挑戦したいと思っているけれど自分にできるかわからず迷っている方がおられたら、まず!挑戦!それから自分に合っているか考える。という方法をお勧めしたいと思います!

実際に作ってみたのでご紹介!(カルトナージュ篇)

それでは最近私が取り組んだものについてごしょうかいさせていただきます!

ハンドメイドキットで制作したカルトナージュ引き出しBOX
ハンドメイドキットで制作したカルトナージュ引き出しBOX

こちらは FELISSIMO Couturier 「工作気分で作れる リバティ・ファブリックス カルトナージュの会」
というキット製品に挑戦したものです。

鮮やかなオレンジをポイントにリバティプリントの生地が映えてかっこいい雰囲気の引き出しタイプのBOX
カルトナージュの技術を学びたくて購入したキットになります。

カルトナージュ技術を学んでいます
カルトナージュ技術を学んでいます

完成は一見キレイにできているように見えますよね。
こちらのキットでは私は制作中にいくつかの手順ミスがありました。
ハンドメイドキットに挑戦するときは、まず全体の流れをきちんとレシピ(作り方の説明)を読んで把握するのですが、カルトナージュはどうしても同じような工程が続くため読み飛ばしてしまい、工程が入れ替わってしまったことによりうまく土台を隠せなかったりなどの苦戦を強いられました。

そんな教訓を生かして次のキットに挑戦!

ハンドメイドキットで制作したカルトナージュティッシュBOX
ハンドメイドキットで制作したカルトナージュティッシュBOX

どうでしょうか?
こちらは私自身「きれいにできた!」とおもっています。
こちらも製品も
 FELISSIMO Couturier 「工作気分で作れる リバティ・ファブリックス カルトナージュの会」
のものです。月に一回購入するタイプなので毎回違うデザインのキットを楽しむことができます。

技術の面ではカルトナージュは生地を紙に貼り付けていくことが主な工程となりますが、角の折りこみであったり、鋭角をいかにきれいに曲げるかなどの面で完成の質がかわってくるのだということがわかってきました。
次回作の挑戦ではそのあたりの改善も意識していきたいポイントです!

キットならではの洗練されたデザインが初心者でも作れます
キットならではの洗練されたデザインが初心者でも作れます

初めて挑戦する場合にハンドメイドキットをお勧めする理由のもう一つに
「洗練されたデザインが初心者でも作れること」
というのがあります。

どうしても技術を身に着けたいというときに「デザイン力」からスタートできる人はほとんどいないと思います。
ハンドメイド作品を作るには技術や技法に合わせた「作りやすさのあるデザイン作り」というのはとても大切な要素です。
そのため、初心者でデザインからやるとどうしても、技法的に難易度をあげてしまったり、無理な加工によっていびつになってしまったりということが起こります。

その「学びたい技術ならではの癖のような特徴」を掴むという意味でもキットに挑戦するのはとても有意義で近道だと思っています。

更に制作したキットをご紹介(ホワイトキルト篇)

ハンドメイドキット「ホワイトキルト」の完成写真
ハンドメイドキット「ホワイトキルト」の完成写真

こちらはカルトナージュとはまた雰囲気の違う真っ白なキルト。
FELISSIMO Couturier 「美しい花のレリーフをつなぐ真っ白なキルトの会」というシリーズ。

三姉妹工房+1ではこれまでにもキルト作品には挑戦してきていましたが、すこし行き詰まりというか成長の鈍化のようなものを感じていました。
そんなときにこの美しい真っ白なキルトの存在を知り挑戦することに。

こちらは三姉妹工房+1がこれまでに作ってきたカラフルな生地をつかったものではなく、白い生地に白い糸でキルティングの技術のみで花の模様を浮かび上がらせるというもの。
シンプルなだけに縫い目の美しさや、逆に不ぞろいさが目立つ丁寧に取り組む必要がある技術です。

丁寧な仕事が求められるホワイトキルト
丁寧な仕事が求められるホワイトキルト

こちらは二作目。
模様が複雑になったころで縫い目の不ぞろいさやふっくらと仕上げる難しさに直面。
縫い目だけでなく、仕立てる段階でアイロンの当て方などの重要性にも気が付かされました。

このように自分が学んでいることに対して、成長を感じられなくなった時などにヒントを得るためにもハンドメイドキットで学ぶというのはとても有効だと思っています。

最後に

最後に今回のキット紹介からは少し外れますが過去に私が挑戦したキットのお話を。

ハンドメイドキットで初めて作ったテディベアの「テイラー」
ハンドメイドキットで初めて作ったテディベアの「テイラー」

こちらは2020年の写真。
私が初めてハンドメイドキットで制作したテディベアのテイラーです。
私はこの子に挑戦したことでいまや、40体を超えるテディベアのママとなっております。

このテディベアのテイラーは胴体をお腹側と背中側逆向きにつけてしまったのでかなり猫背なテディベアになってしまいました。
それでもこのテディベアの制作に挑戦したことは私のハンドメイド作家活動の大きな転機となりました。
この日まではリボンアクセサリーを中心に制作していましたが、この瞬間から私はテディベアを中心に、テディベア制作に活かせるような技術を学ぶスタイルでいまでもハンドメイド作家活動を続けています。

人生を変えるきっかけは「出会い」であることはとても多いと思います。
相手はものであったり、人であったり、技術であったり。
ある日突然「出会ったそれ」に導かれるように人生が変わっていく。
そんなわくわくする日常に飛び込むためにも、ぜひ迷いを捨てて
「実際に挑戦!」
してみていただきたい、そんなことを多くの人に伝えたくて、そして自分自身にも改めて伝えたくてこの記事を書きました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントフォームなどからご感想お待ちしております!
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