お知らせ
2020-10-27 13:33:00
ご報告と今後について
こんにちは。
三姉妹工房+1ふみです。
今日は皆様に改めて現状のご報告と今後の活動について少しお話をさせてください。
9月に突然の「全身麻痺」状態となった私の身体なのですが・・・
昨日10月26日に大学病院で担当医となってくださった先生とお話し、診察していただくことができました。
〇全身麻痺は【心因性】のものである可能性が高いこと。
稀な珍しい病気の可能性が0なわけではないけれど私の生活スタイル・PTSDの既往があることを総合的に考えたところ、
他の病気の可能性をつぶす細かい検査を繰り返すことは精神的にも負担がかかる上、
検査を受ける度に結果が思うようにでないというストレスがかかることを考えてのこれ以上の検査は考えないという結論でした。
〇PTSD・疲労・ストレスによる微細な脳の炎症がおきている可能性が高いこと。
まだまだ研究段階のことらしいのですが、私のようにMRIや血液検査・レントゲンなどでは何の疾患もみつからないのに
様々な重篤な症状がでている状態の患者の脳には、本当に見えないほど小さい炎症が起こっていることがあるそうです。
脳の炎症が神経を過敏化、または鈍化。さらには麻痺・異常な興奮など様々な問題を引き起こすのだと。
しかしまだ研究段階で明確にそれ自体の診断基準・治療などは確立されてはいないというお話でした。
〇今後は悪化・改善ともに十分な可能性があること。
心理的な治療をうけることによって数年単位でのことにはなるらしいのですが十分改善する可能性はあるとのことでした。
歩けないのも、喋れないのも。全身麻痺。それら全てが全くなくなるのは難しくても今よりよくなる・・・ことはあると。
ただ同時に、心理的要因が原因になっている以上ストレスや環境要因で悪化の可能性もあるということ。
それらを踏まえ、今まで通りの精神科治療に加え、心療内科的な治療も定期的に行っていってくださるとのことでした。
今回の大学病院受診では、急な改善策というものは見つからなかったものの、今後長い目でみたときには良い方に自分の人生を進める一つの
道筋のようなものがついたと感じています。
辛い現実から目を背けることなく、私自身。そして三姉妹工房+1として沢山の応援をいただいている自分として。
諦めることなく、生きていこうと感じることのできるものでした。
三姉妹工房+1の今後についてなのですが、まずは治療を優先しての体力回復。これを一番に考えていこうと思います。
現在、身体の麻痺自体は改善しているものの、首を座位で自分で支えることができないためベッドからの移動が難しい現状です。
そのため、沢山の材料をつかうようなハンドメイド作業は難しいと言わざるを得ません。
今はただ、手をこまねく段階は抜けたと思っているので、こうしてインターネットをつかった言葉の発信や
知識を増やすための学習。そして新たな夢に向かっての構想など。
できることを、自分のペースを知りつつやっていこうと思っています。
三姉妹工房+1としては、販売活動は引き続き休止とさせてください。
在庫のある作品については、体調や作品の状態をみながら少しずつプレゼントとしての企画や、
欲しいと思ってくださる方になんらかの形でお届けできるような方法を考えたいと思っています。
SNS上での発信は製作関連というよりは、闘病状態などについて発信が多くはなると思いますが、
アカウントの変更などはせず続けていくつもりです。
HP上の情報発信については、こちらも体調をみながらにはなりますが少しずつ自分らしい
「三姉妹工房+1」の姿を発信していく場として活動させていただければと思っています。
皆様の応援を本当に心の励みにここまでやってきました。
今後も変わらぬ応援をと申したいのですが、作家としての活動をストップするしかない現状では
今まで通りというわけにはいかないのも理解しております。
常に変化する中ではございますが、その都度のご縁を大切に
明るく生きていきたいと思っています。
皆様への感謝とともに。
今後もよろしくお願いいたします。
三姉妹工房+1 服部芙美

